メンテナンス時期を逃して後悔したくない人に!
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屋根修理で選択される「重ね葺き工法」とはどのようなものかについて解説します。
屋根の重ね葺き工事について検討しているのであれば、事前に費用について確認しておいた方が良いでしょう。具体的な費用相場や工事を行うべき時期と頻度、メリット・デメリットのほか、耐用年数などについて紹介していきます。
屋根修理における重ね葺き工事(カバー工法)の費用相場は、30坪で170~240万円程度が目安です。
具体的な金額については屋根のサイズ、選択する業者によって大きく変わってくるので、一概にはいえません。正式な契約を結ぶ前によく確認しておきましょう。
屋根重ね葺き工事を行うべき時期は、新築から20~50年ほどです。屋根の状態によっても変わってきますが、一般的にメンテナンス頻度は10年に1回程度と考えましょう。
適切なタイミングでメンテナンスを行わないと、次回メンテナンスの際に費用が高くついてしまう恐れがあります。
大きなメリットとして挙げられるのが、機能性が向上することです。
重ね葺き工事(カバー工法)では、既存屋根の上に新しい屋根を重ねる形で工事を行います。つまり、屋根が二重構造となるため、一つのみの場合に比べて、断熱性のほか、遮音性・防水性が向上するのが魅力です。
また、既存の屋根材を撤去せずに重ねる形になるため、撤去分の費用を抑えられるのもメリットといえます。他にも工期が短く済むメリットもあります。
屋根を重ねる分、重さが増え、耐震性能が低下する恐れがあります。また、瓦屋根には選択できません。
屋根の内部や下地が著しく劣化している場合は選択できないのもデメリットです。この場合、本格的な修繕を行い、葺き替えなどの方法で対応することになります。
重ね葺き工事(カバー工法)では、どのような金属屋根を選択するのかによって耐用年数が変わります。ひとつの目安として挙げられるのは、20~30年程度です。
適切なタイミングで塗装などのメンテナンスを行うことにより、寿命を延ばせる場合があります。
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