メンテナンス時期を逃して後悔したくない人に!
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屋根は建物の中でも風雨や紫外線が直接当たる環境にあるため、定期的に塗装工事をしなければなりません。ここでは、屋根の塗装工事にかかる費用や工事のタイミング、工法、注意点などについて解説しています。
このページを読むことで、屋根塗装の具体的な工程や注意点、業者選びのポイントを理解し、適切な塗装工事で建物の美観と耐久性を維持する方法が分かります。
屋根の塗装工事の費用相場は、一般的な2階建て住宅の場合で40万円からとなっています。費用は、屋根の広さや劣化状況、塗料などによって異なります。
屋根の塗装工事を行うタイミングは、築10年以上が経過した時です。屋根は風雨や紫外線が直接当たる環境にあります。劣化の進行は塗料の種類にもよりますが、耐久性のあるシリコン製の塗料であったとしても環境によっては10年もたない場合もあります。
そのため、塗料の耐久年数よりも早めの塗り替えを検討した方が良いでしょう。
屋根の塗装工事では、まず足場を設置して塗料が飛び散らないための養生を行います。そして、塗装の前に屋根に付着している汚れや塗膜などを高圧洗浄で洗い流します。その後、下地の部分などを補修すれば下処理が完了します。
塗装では、下塗り、中塗り、上塗りを行います。これらの工程では乾燥時間が必要になるため、基本的には1つの工程に2日以上をかけて行います。
ストレート屋根の塗装の場合は、縁切りという工程があります。スレート材同士のすきまが塗料で埋まってしまうと雨水が排出できなくなり、雨漏りの原因となります。それを防ぐために、カッターですきまをふさいでいる塗膜を切断するのが縁切りです。最近では、タスペーサーという道具を使用して塗装前にあらかじめすきまを作って塗膜ができるのを防ぐこともあります。
最後に足場と養生を撤去すれば工事は完了です。
屋根塗装の際に注意しなければならないことは、塗料や下塗り材には種類があることを知っておくことです。安価な塗料を用いると、耐久年数が短い場合があります。また、下塗り材は屋根材に合ったものを使わなければ、すぐに塗装がはがれてしまいます。さらに、下塗り材を塗る前に屋根の汚れを落としておかなければ、下塗り材が定着しないので注意が必要です。
他にも屋根の塗装では色ムラが起きやすいことを知っておきましょう。一度塗りではきれいに仕上がらないことが多いので、仕上がりの状況を見ながら二度塗りや三度塗りが必要になります。
屋根の塗装工事をする場合は、これらの注意点をしっかりと行ってくれる業者に依頼するようにしましょう。
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