メンテナンス時期を逃して後悔したくない人に!
メンテナンス時期を逃して後悔したくない人に!
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昔から横浜は温暖で雪はそれほど降らないエリアですし、沖縄のように大型の台風が頻繁に来るわけでもないので、自然災害に対してさほど敏感にならなくても……とお考えの方も多いかもしれません。しかし、昨今は地球環境の変化からか気候が変化しつつあり、大型の台風が通過したり、積雪があったりと驚くことも多くなっています。気候の変化に伴って住宅への被害が出てしまうことも考えられますね。いつ起こるか分からない自然災害に対して、屋根に関しても万全の準備をしておく必要があるでしょう。
このページでは、横浜市で起こりうる自然災害にどのような方法で準備をすべきかをまとめています。
平成28年の横浜市の記録を見ると、1年間で大雨警報が発令された件数は14回。河川の水防警報が2回、大雪注意報は2回発令されています。気候の変化によって降水量が増え、大雨の被害や土砂災害の発生する危険性が高まっていることは否めません。
ここ数年の特徴としては、短い時間にピンポイントで大量の雨が降るゲリラ豪富が増えていることが挙げられます。特に築年数が経った家屋については、集中的な降水によって屋根や雨樋などに被害が出ることが心配されますから、長くメンテナンスしていないというお宅は一度屋根や雨樋の点検を行ってみてもいいでしょう。
平成27年8月に、神奈川県藤沢市から横浜市の泉区にかけてのエリアで突風が発生し、スレート屋根がめくれるといった被害がありました。横浜市がまとめた報告では、横浜市泉区和泉町で屋根のスレート瓦のめくれや倒木、トタンが飛ぶといった被害があったそうです。
このような突風や竜巻による被害は、火災保険が適用されるケースであり、申請すれば保険金によって修理費用をまかなうことができます。
横浜市では古い木造家屋を地震による被害から守るため、耐震改修工事を行った場合の費用の一部を市が補助する制度を設けています。対象となるのは、昭和56年5月以前に建築確認されて着工した2階建て以下の在来工法の木造住宅で、耐震診断が1.0未満と判定されたものとなっています。該当する家屋の所有者は、75~105万円の補助を受けることができます。平成29年度のみ、105~145万円に増額されているそうです。
強い風と雨にさらされ、屋根の被害が多くなるのが台風です。2018年の台風24号は各地に大きな被害をもたらしました。横浜市も例外ではなく、保土ケ谷区では屋根が吹き飛ばされ約70メートル先の畑にまで飛散していたという報告もありました。(※1)
一般的に台風のピークは、8月から9月と言われていますが、2017年の台風21号のように10月下旬に発生する場合もあります。(※2)ピークが過ぎたからといって安心というわけではないのです。
屋根の被害は地上からでは気づきにくく、台風が過ぎた後に何もなかったからということで放置されてしまうケースもありますが、次に大きな風や雨があった場合、瓦が飛ばされ、人に当たってしまうことや、雨漏りが発生してしまうことも考えられます。
素人が屋根に上がってチェックすることは、危険なので、専門の業者に依頼して屋根の点検をしてもらうようにしましょう。
(※1)参照元:カナロコ by 神奈川新聞:https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-37002.html
(※2)参照元:気象庁:https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/2017/20171025/20171025.html
台風により、二次災害として屋根の修理での転落事故が発生するケースもあるようです。屋根の被害は屋根に上ってみないとわからない部分で、被害がないと思っていても瓦が飛んでいる、釘が飛んでいることもあります。
そういう場合は早急に修理が必要です。ただ自分で修理をするのは非常に危険ですから、応急処置を含めて業者に任せるのがベストです。ここでは屋根修理の重要性とポイントを紹介しています。
>>台風被害にあった屋根を修理する際のポイントについて詳しくみる
罹災証明書とは、自然災害で自宅が被害を受けた場合に、その建物の被害レベルがどれくらいなのかを自治体が判断して記載する書類のことです。ここでは、罹災証明書はなぜ必要なのか、台風で雨漏り被害を受けたときにはどう役に立つのか、解説していきましょう。
いかがでしたか?
備えあれば憂いなしということわざもあるように、しっかりとメンテナンスをしておくことで屋根は長持ちしてきます。
10年という節目にリフォームを考えることも大事ですが、普段風雨にさらされている屋根や外壁などもいたわってあげましょう!
\築10年目のリフォームをご検討中の方/