メンテナンス時期を逃して後悔したくない人に!
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屋根の葺き直し工事は、元々の瓦を利用して屋根の下地を補修する工事のことです。ここでは屋根の葺き直し工事にかかる費用や工事を行うべき頻度、葺き直し工事の工法や注意点を紹介します。
このページを読むことで、屋根の葺き直し工事の適切なタイミングやメリットを理解し、費用感と専門業者選びのポイントを把握できます。
屋根の葺き直し工事は、工事の範囲や内容によって費用が異なります。
例えば屋根の広さを30坪とした場合、費用の目安は150~250万円ほどです。
ただし屋根の形や立地条件によって費用は前後するため、まずは見積もりを依頼して正確な費用を出してもらいましょう。
他にも足場設置費用や廃材処理費、その他の経費などがかかることもあります。
屋根の葺き直し工事を検討する時期は、新築からおよそ15 ~20年ほど経過したときです。
瓦周辺に使われている防水紙や漆喰の耐用年数はおよそ20年といわれています。瓦は問題なくても周辺の部材の寿命によって屋根に何らかの問題が発生することも多いです。
20年を経過したら、一度屋根の葺き直しを検討してください。
葺き直し工事は、まず足場を設置してから養生シートを設置します。
その後、既存の瓦を撤去し、土葺きの場合は土も撤去します。その後、野地板といわれる下地を補修し、防水シートを敷いて瓦を支えている桟木を設置しましょう。土葺きだと屋根の重量が半分程度にまで減り、より耐震性がアップします。
その後、実際に瓦の葺き直しを行って棟瓦に漆喰を詰め直し、防水性を高めます。完成したら、足場を解体して周辺の清掃を行い、作業終了です。
瓦といっても、セメント瓦や金属瓦など種類が豊富です。ただし葺き直し工事のメリットがあるのは、日本瓦だけです。下地が防水や断熱の役割を担っており、屋根材の耐久性が強い場合にのみメリットがあるため、葺き直し工事をする際はまず屋根材の種類をチェックしてください。
屋根修理を請け負っている業者の中でも、葺き直し工事ができる業者は限られています。安くて質の高い葺き直し工事が行える専門の職人に依頼しましょう。
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